チューナップがなぜスノーボードに必要か?
一言で言うと「楽しく快適にスノーボードをするため」だと思っています。
ワックスをかけて板が走るようにするのもそのためですよね?
春先の走らない雪を想像してもらえれば分かりやすいと思います!!
ズバリ!そのワックスを塗るための準備がチューンナップ!!!
では、その理由をかなりざっくりとチューンナップの工程とともに説明します。
【サンディング】滑走面をフラットに削る
滑走面がガタガタでは滑りが悪そうなのは簡単に想像できると思います。
そのために滑走面をうすーく削って平らにします。
新品のスノーボードでもフラットが出ていないものもあります。
しっかりとスノーボードを楽しんでシーズンが終わると時間の経過とともに 少しずつフラットが崩れて行ったりもします。
比較的浅めの傷ならサンディングで撮れることも多いです。
【ストラクチャー加工(ストーングラインド)】滑走面に細かい溝を入れる
湿度の高い雪での排水性をあげる。車のタイヤの溝のような役割をするのがストラクチャー
斜めに並んだ溝が、綺麗にシマシマに見えます。
このストラクチャー加工は必須ではありませんが、チューンナップ時にしか加工できないので、「サラサラのパウダーしか滑らないぜ」と言う場合以外は、基本的にオススメしています。
溝が入ることで表面積も増えるのでワックスの入りも良くなります。
雪が良いハイシーズンは、ストラクチャーがあってもなくてもスノーボードが走らないと言うことはないので、春のことを考えてストラクチャーは入れておいた方が良いと思います。
【エッジ加工(サイド、ベース)】エッジを削って角度を調整
丸くなってしまったエッジを削って、シャープにしたり、逆にひっかる部分は丸めたり、滑走面側も1度前後落として変な引っ掛かりをなくすようにしたり
エッジが抜けないようにしつつも引っかからないように削ります。
【Waxing】ワックスを塗る
新しくできた滑走面に浸透しやすい柔らかめのワックスを塗ります。
当店では、よりたくさんのワックスを浸透させる『ワックス温泉』というサービスをオプションでご用意しております。
【まとめ】
よく「チューンナップはしたほうがいいですか?」と質問されます。
答えは『しないよりはした方が良い』です。
必須ではありませんので、チューンナップをしなくてもスノーボードはできます。
ワックスを塗るための準備と書きましたが、じぶんでわっくすをぬらないかたでも
温泉に入れてあげれば意外と持ちます。
が、スノーボードがしっかりと走る方が楽しいですし、上達も早いです!!
さらに、色々と手をかける事で自分のスノーボードに愛着が湧いてきたりするもんです。
かなりざっくりと、なるべく簡単にした説明ですので、必ずしも正確な表現じゃない部分もあるかと思いますが
チューンナップについて少し理解していただけたのではないでしょうか?
さらに細かくマニアックなことはいくらでもいっぱいあります!!
チューンナップのメニューやオプションなど気になる方は、High Side店頭で!!!!